御年54歳?? 変わらぬ伝統と新たな挑み
飯田橋神楽坂店のそれは、現存する唯一のペコちゃん焼である。他に類似する商品はあるそうだが、その歴史観、お味、そして、ここが大切!「作り手の気持ち」それらが熱く込められた「ペコちゃん焼」は当店のみ、と説明にもある。
この比類なきヴァリューこそが人々を魅了し続けるキーなのだ。焼きたてをその場で頬張るも、持ち帰りじっくりと頂くも、
どちらにもペコちゃんブランドは健在である。
半地下の小さな店舗内、人の往来が絶える事はない。出来立てを頬張るのも楽しみの一つ。そしてお土産として幾つかの種類を買い求め皆で歓談の友としていただくのもまた異なる美味しさがある。北海道小豆を使った甘みの優しい”あずき” 不二家といえば外せないカスタードクリーム、これら定番各種に加え季節限定商品など含め、常時10種類の「ペコちゃん」が用意されている。
運がよければ、ボーイフレンド「ポコちゃん」にも出逢える。いつ、どのタイミングで出逢えるかは分からないが、そのワクワク感ですらも「この商品」価値を高めるひとつとなっている。
認知度高いペコちゃん、確かな品質、定番に加え限定(創造)を加える革新性、求め来訪するカスタマーに一握の期待感を募らせる、店頭焼き上げは飯田橋神楽坂でのみ。
54歳となっても、青春のペコちゃん焼は伝統を後世へと繋ぐビジネスモデルの雄とも言える。
本日も数人待ちにならぶ。そして、焼き立てを頬張る人の顔がペコちゃんスマイルになっていく。
*今回は定番+ピロシキを初購入 生地に総菜餡、オツな塩梅です。
